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素人が学んで考える建築ブログ!
 
より良い住まいを建てるために勉強中!

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粘土瓦の種類はその製法によって、以下の2種類に分類されます。

釉薬瓦(ゆうやくかわら)
陶器瓦とも呼ばれ、プレス成形した瓦形の素地(しらじ)を乾燥させた後にガラス質のうわ薬である釉薬かけ、釉薬を乾燥させた後に焼成させた瓦。赤褐色・青緑色・うぐいす色などのさまざまな色を出すことができる。
 
無釉瓦(むゆうかわら)
無釉瓦には、いぶし瓦・素焼瓦・練込瓦などがあります。いぶし瓦は、焼成過程でいぶしと呼ばれる燻化を行い表面に銀色の炭素膜をつけたもので、渋い銀色の光沢を持ちます。銀色瓦、黒瓦とも呼ばれています。素焼瓦は粘土の生地そのままの色を出した瓦でヨーロッパの瓦に多く見られます。日本では沖縄の琉球瓦などがあります。練込瓦は金属酸化物を粘土に練りこみ、焼成時に起こる金属の発色を利用した瓦です。
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 住まいを強い日差しや雨風から守ってくれる屋根は、様々な形状があり、使われる屋根材も豊富です。一般的な住宅で使用されている屋根材は以下のものになります。
 
● 粘土瓦
瓦は材料自体が重いので建物の耐震性が強いものが要求されています。屋根を軽くするには不向きですが、瓦は耐久性に優れていて重厚なイメージは魅力的です。
 
● スレート
住宅屋根の代表格が「カラーベスト」「コロニアル」といった商品名の人工スレートです。昔の人工スレートはセメントに石綿(アスベスト)を混ぜて高圧プレスしたものでした。現在ではアスベストが発ガン性があることから、アスベストの含有量0%の「ゼロアスベスト」が各屋根材メーカーから販売されています。表面を着色している材料が多く、古くなると色落ちします。
 
● 金属系屋根材
金属系屋根材は材料自体が軽量で自由な形状加工できる屋根材です。金属系屋根材の種類はカラーステンレス、カラーアルミ、フッ素鋼鈑、ガルバリウム鋼鈑、カラー鉄板、銅板などです。鋼板の種類にもよりますが、軽い鋼板のものであれば屋根は瓦屋根の1/10程度の重量になります。
 ガルバリウム鋼板とは、1972年にアメリカで開発された鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるメッキ層を持つ鋼板です。高い耐久性能を持ったガルバリウム鋼板は、屋根材や外壁材、雨樋などの建材に使用されています。
 
 業者さんはガルバリウム鋼板を「ガルバ」と縮めて呼んでいて、知り合いの板金屋さんが「屋根材はガルバが良いよ。」と言っていたのを「ガリバ」と聞き違え、「ガリバニュウム」で検索してしまいました。日ごろ聞きなれていない言葉など正確には覚えておりません。
 
 意外と多いガルバニュウムの間違い検索は以下のようになっています。
 
 Googleで検索した検索結果件数(2007.12.8)

① ガルバリウム 

56400件

② ガルバニウム

12800件

③ ガルバリュウム

2000件

④ ガリバリウム

1750件

⑤ ガルバニュウム

1290件

⑥ ガリバニウム

296件

⑦ ガリバリュウム

149件

⑧ ガリバニュウム

31件

 
 「ガルバリウム」か「ガルバニウム」のどちらが正しいのか? ガルバリウム鋼板を検索する場合、「ガルバリウム」か「ガルバニウム」で検索しないと情報は得られませんよ。どちらにしろ、私は「ガリバニュウム」と言ってしまうんですけど・・・
建築素人考話
管理者:jyu-zou
 
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