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素人が学んで考える建築ブログ!
 
より良い住まいを建てるために勉強中!

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 パネル状に加工された外装材であるサイディングには、窯業系、金属系、合成樹脂系、木質系などがあり、それぞれに特徴があります。外壁面のデザインも豊富です。
 サイディングを選ぶ場合、その性能や模様、厚みなどを考慮に入れて考える方が多いと思いますが、最も重要なのはサイディング自体(商品)ではなく、施工方法だと私は考えています。特にリフォーム工事で外壁をサイディングにする場合には、施工方法に関しては業者とよく相談したほうが良いでしょう。
 外壁をリフォームする場合、サイディングを使用する場合が多いようです。(私自身、我が家の外壁はサイディングでリフレッシュさせるつもりでした。)この場合、既存の外壁の処理が問題となります。既存の外壁をそのまま残し、その上から新しいサイディングを貼り付けてしまうような場合、壁自体の重量が増えてしまいます。リフォームによって、古くなっている建物自体に更なる重量負担をかけることが問題ないとは思えません。何年か前に、うちに営業に来たリフォーム業者は、「既存の壁をそのままにして施工すれば、壁の撤去費用と処分費用がかかりません。通常よりお安く済みます。」といっていました。はなから、訪問販売のような営業方法を行っている業者に頼むつもりも無かったので、相手にせず追い返しました。既存の壁をそのままにして施工するから安くなるのは理解できますが、既存の壁に問題があれば、それをそのまま放置して施工するということで、見た目しか変わらないリフォームになってしまいます。さすがに、下地処理を行わないで施工することは無いと思いますが、それでも壁の重量は確実に増えるわけです。
 私が外壁をリフォームしたいと思った理由は、外壁自体の劣化もありますが、壁の重量を減らすことで耐震性を向上させることにありました。我が家の場合、既存の重いモルタル壁の撤去は最重要事項だったわけです。

 私たち素人は建材(商品)の性能ばかりに目がいきがちで、その施工方法や施工してくれる業者の技術に対しては無知なままになっているのではないでしょうか。
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